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2025年 3年次「構造デザイン/インテリア応用演習」優秀作品

イメージを建築的なかたちにするための翻訳 構造とインテリア

この課題の意図は、一般的ではないのでちょっとわかりにくいかもしれない。ただ、何かの空間を作るときに、それをどうやって成立させるかの構造を考えながら考えていく方法と、特に力の流れば考えずに、空間を支配するもの、力の大きさなど問題にしない、インテリアというまずは大きく2つあるよね、といったところから始まることがあるよねと半ば強引に課題を設定したところから始まる。

構造はいわゆる建築的なストラクチャーを考える。力の流れを考え、100倍の大きさになったときも成立することが求められる。インテリアは構造的な要素は特に必要なく、作りたい空間をどう作るかというテーマに終始する。

構造からのアプローチ

100倍の大きさになったときに、それを構成する部材がリアリティを持って感じることができるかが評価の要である。立花案は三角形で構成しながら、ドウムの面が外側に凸になるようにできている。ふわっと布をかけてみたいという思惑は、その布の面が多面体によって構成させることで成立している。まるで、従前からある建物を覆い尽くす布は、内から見て魅力的である。こちらは全体の成り立ち方が、形となって現れている。

インテリアからのアプローチ

山川案は全く違うアプローチとした。紙を90°ずらしておき、それを互い違いに折る。違う色の紙で折ると、全く違う様相を見せてくれる。そうやって作った帯状の形を組み合わせ、やがて大きくしていった。そこには全体はなく、部分がある。部分の繰り返しが、やがて大きくなり全体の場を作っている。

どちらのアプローチもありである。空間を考えるときに、色々な方法を試すことができる方法論を多く持つことが、将来の伸び代を作っていると考え、課題を設定した。(竹内)