活動アーカイブ

2025年 3 年次 「都市の分析とサステナブル プランニング」

 ドイツ在住の学科OB永井宏治氏にリモートでドイツの都市計画を学びながら、山形市中心市街地の分析と2040年を目指した提案を行った。ドイツでも、日本でも、ネットとデジタル化が都市の在り方まで変え、商業地が商業で成り立たなくなりつつある様子が伝えられ、生活機能を混ぜ込んだミクスドユース構造に転換する流れが起きていることや脱自動車への転換も図られようとしていることを学ぶ。


 学生は山形市中心部の人口分析から、高層マンションによって人口が増加するという変化を読み取っている。その中でも、工藤ももさんは持続可能な都市の構成要素を的確に拾い上げ、データをしっかり活用しながら、具体的な住空間と都市空間まで落とし込んでいる。ドイツの論理的な計画手法を習得したと言えるものである。(三浦)